感染 後遺症 これから
新型コロナウイルスに感染したゲリノットさんはこの時、糖尿病と心臓病を基礎疾患として抱えていた。両肺肺炎になり、生存率は5%だったと知った。
まだワクチン接種はしていなかった
新型コロナ感染に伴う臓器損傷や免疫システムの弱体化は、このウイルスがもたらす後遺症の一部に過ぎない。
精神疾患の増加からがん治療の遅れまで、さまざまな二次的影響が確認されており、
インフルエンザや呼吸器合胞体ウイルス(RSV)の場合と同様に、他の病気を悪化させるとしている医師も
世界保健機関(WHO)が報告を受けた週間コロナ死者数は20年3月以来の水準にまで減少。ワクチンや抗ウイルス剤の投与に加え、
コロナが病原性の弱い変異株に転じたこと背景
WHOが「ロング・コビッド」と略称で呼ぶコロナの後遺症は、
呼吸器疾患が長引く症状よりはるかに深刻だ。
気道内部を攻撃するインフルエンザとは異なり、コロナは多重システムのクラスター爆弾に似て
カリフォルニア州サンディエゴ近郊にあるラホヤ免疫学研究所自己免疫・炎症センターのソニア・シャルマ准教授は、
「肺だけにとどまらない。ウイルスと免疫システムの間で闘いが繰り広げられており、 その闘いはほとんど全ての臓器で発生する可能性がある。完全なゲームチェンジャーだ」
複数の研究は、これが患者の免疫防御を損ね、単核症や帯状疱疹(ほうしん)を引き起こす
ウイルスなど、体内に残るウイルスを再活性化する可能性があることを示している。
専門家らによると、当初のコロナ感染で症状が軽度だった後遺症患者の場合、
感染への対応を遅らせ、慢性状態を悪化させる免疫変化が6カ月間続く可能性がある
コロナで重症化した患者では、免疫細胞集団の変化や特定の白血球の持続的活性化といった
免疫障害が最大1年後まで観察されている。
オーストラリアのメルボルンにある非営利の医学研究組織、バーネット研究所のブレンダン・クラブ所長は、
コロナ患者のわずか5%に免疫機能障害が生じた場合でも、
他の多くの感染症による脅威が高まる可能性があると指摘。
「コロナ以外の感染が増幅し、免疫機能不全となった患者をむしばむ可能性が高くなると予想される」と述べ、
「その後、これらの感染症は本来よりも容易に広くまん延していく」との見方を示
潜行性が極めて強いケースでは、
心血管疾患や糖尿病、腎臓障害、脳損傷などの症状が現れる前に、
新型コロナウイルスは知らぬ間に組織に炎症を起こし損傷を与えたり、
凝固異常を引き起こしたりする。
複数の研究によれば、あらゆる重症レベルの
病気を患っていた元コロナ患者は、6-12カ月後に亡くなるか合併症で入院するリスクが高くなる。
米厚生省は11月の報告書で、770万-2300万人の米国人がコロナ後遺症に苦しんでいると推定。2月時点で米国人の5人に3人が、
少なくとも1回はコロナに感染しており、
1年前の33%からその比率が高まった。
エール大学アウトカム研究評価センターのハーラン・クルムホルツ所長は、
一部の患者はずっと後に合併症を発症する
可能性があり、
「それはまたパンデミック自体よりも
大きな犠牲を招くことになるかもしれない」と警戒
ミズーリ州にある退役軍人セントルイス医療制度臨床疫学センターのジヤド・アルアリ所長の研究によると、
患者はコロナ感染後の1年で通常の
老化ペース4年間と同等の腎機能の低下を経験した。
腎臓に病歴がなく、
入院していない元コロナ患者でさえ、
コロナに感染していない人に比べ、
末期腎疾患に至るリスクが倍近いという。
同じような影響が他の臓器に広がっている
可能性もある。
腎臓の専門医でもある同所長は
「まだ今はその影響が十分に表れていないのではないかと懸念している」と述 べている
ネット配信 より 。
結論から コロナに罹患しないには
アミノ基 であろうと 強く感じる 。