夏のこよみ

f:id:particle-vibra1:20221022142748j:image

通り過ぎた 季節の 匂い

華を求めて 走り出した

鼻先を通る 息に直感して

あっ やってきた また

肌が 騒がしい もう

止まらない わたしを

そんな 騒めきさえ 

無に 消してしまう

夏の色とりどりの 色彩

夢を 見たのかな

さようなら だね

君は 遠くへ 

でもね 

溢れかえった 夏 たちに

さようなら を言えただけ

それでも しゃがんでられた

お気に入りの 気分には

浸れたり するょ

お別れ には たぶん

似合わない 未来の

一粒 を残して

さようなら