虫けら程の魂 連載 2話

次回は 未定にて📖

 

ーーー 虫眼鏡 ーーー

蟻が諭す人間界の解毒剤

 

魂 口のきき方の良くない人だねえ

  今じゃ タメ口って言うんだょ

  世間の知らねえ

       頭の隙間だょ 全く


男 何だー

       頭の隙間ってのは


魂 人様にはハッキリと

       髪の毛とは言えんだろ 

  傷付けたくない センチなハート❣️も

       ブラザーズ有るんだょ

 

魂 今、ポロっと落ちてきた食事 済んだら

  答えてもいいが

       なにかい!   あんたさ 

  喧嘩売ってるのかい?

  商売は そろそろ堅気の歳ってえ

  面だが  生まれどこ?

  本業って言う生業はなんだね 

       聞いてあげても⁈ 毒にはならんか?


男 ヘイ! 遅ればせながら

       あっしは


魂 ハイ それ 迄 🔚

  今日は 仕事が立て込んでいてね

  すまんが

        悪いけど けぇってくれ

 

男 じっ  自分から聞いてきて

       遮られる会話も有るのかい

 

魂 踏み切りの遮断機 降りただろ!?

  俺らを 始末する気 か

  列車🚃止めたら 

  パン屑で支払い可 ⁉️

  保険入ってないのさ な

  500名の 列 だぞ!

 

魂寄席ー
すまん すまん てぇへんでェ

何が てぇへんだァ 

頭の 隙間

後ろを振り向くな〜

お前さん のことダョ

あっしの事を 隙間 ょ呼ばわりは🈲

兎に角だ  ウサギだって 

月見はするさ🌕

仕事はあるさナ   ましてや

この脚の長さに比例した

仕事だってあらぁな さ!

踏切事故が 多いのも 

列車を停める

警報のボタンが重いのも

自己中の 隙間の責任 ダナ


男 お前 さっきから言葉 変じゃねえか?


魂 どこぞのご出身かも知れませんがね

  ワシにもワシの 、

    (訳注ピリオドは一呼吸の意)

 

  仁義と流儀と流派があるんですのよ!

  茶の道を知ってるかい?

  イヤイヤ ご存知でございましょうか

  そちらのお連れ様


男 お疲れ様じゃないや

       1人だよ 初めから

  今      お連れ様って言ったか?

  疲れてなんざいねえし

       連れなんざなぁ とっくに

       バイならして 早!

  うーンとぉイチニイ ハチ・


魂 指なんか噛んだり 忙しいお方ねぇ

  オヤオヤ お一人様 

       今日はどんなお食事で

       羊の      ァ違った

       執事の幸太郎でございます 。


男 食事はさっきの 撒き散らし地面に

  巻き寿司と

  お前さんの噺家教室に蒔いたの だょ


魂 折角のご好意ですがね

  今日のところはね お開きなんだょ

  そろそろねぇ 日も暮れるから

        明日来てちょうだい

        雨なら延期  晴れなら

        朝食の終わった 9時にどうかな?


男 するってえと 又話が聞けるのかい


魂 右手に 持ってきたらの話だけどね


男 まっ それじゃ申し訳ない

       朝食が遅くなります


魂 なになに その限りでもないわさ

       今日の右手を離してごらん

       私の噺でお腹一杯だろう

  腐らしても勿体ない

       置いて帰りなさい


男 ありがとうございます 

  お心遣い賜りまして

 

ナレーター

  どちらが 騙されても

  食べ物の 食い散らかしに

  次回の 講座 は

  ぶっ飛ぶのでしょう か